眇の鬼

　内乱と鬼災で家族を失った少年。

　生き延びるため血鬼の『核』を飲みこみ、生きながら呪いの力を身に宿す『鬼喰い』となった。
　鬼咒の性質は『金』。呪力の刃を生成し射出する戦法を好んで使う。

　いつ鬼化するか知れない危険な存在であるため、鬼切隊に身柄を管理されている。第八部隊ヤマセリ支隊が彼のために誂えた『特殊遊撃班』に所属し、特務隊員として隊の活動に協力。自身の血鬼に対する憎しみを晴らしている。

　鬼切隊第八部隊特殊遊撃班班長。新堂の目付役を任されている。

　式術の大家『十式（としき）石動家』の分家筋の一つである『大舘』家の本家出身。

　高度な式術を難なく扱う。深海魚に似た多翅の怪物『葛檻（くずおり）』複数体を個人的に所持し、大葛檻を『タツコ』、小葛檻を『ヤモコ』と名付けて可愛がっている。

　鬼切隊第八部隊ヤマセリ支隊の支隊長。新堂の身元引受人。

　式術の大家『十式（としき）石動家』の分家筋の一つである『大舘』家の分家出身。

　元軍人で、鬼切隊の前身である帝国陸軍対血鬼隊からの生き残りの一人。キヅタ村鬼災の際には分隊長として緊急出動部隊を率いていた。

　新堂ギンロの妹。

　キヅタ村鬼災の犠牲者。

　彼女の遺体から発生した血鬼は兄であるギンロに倒され、その時出現した『核』によって彼は鬼喰いとなった。

　新堂兄妹の友人の一人。

　キヅタ村鬼災の犠牲者。

　新堂兄妹同様に帝都から疎開してきていた子供。

　キヅタ村の村民の一人であり、鬼災の犠牲者。

　村会役員を務めていた。

　キヅタ村の村民の一人であり、鬼災の犠牲者。

　射撃の腕が良い猟師として近隣の村落ではそれなりに名が知られていた。